無担保借入とは?担保必要なしのローン!

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無担保借入とは?担保必要なしのローン!

融資を受ける場合、担保を差し出さなければいけないケースがよくあります。担保は、万一債務が返済できなくなったときに、金融機関側が返済額の保証として設定するものです。したがって、お金を借りる側としては、最悪の場合、担保として提供した財産を奪われてしまうこともあります。

 

ところが、この担保が必要のないローンもあるのです。

 

これなら、返済に困ったときでも、財産を取られる心配がありません。これから、無担保ローンの種類や特徴について詳しく解説していくので、利用を検討している人は参考にしてください。

 

無担保借入は担保が要らないローン

 

無担保借入について

担保は、債権者に債務者が債務不履行時の保証として提供する事物のことを言います。債権者はお金を貸す人、債務者はお金を借りる人、債務不履行は返済ができないということです。

 

具体的な例を挙げると、担保に車を提供したとします。もし債務者が借金を返すことができなくなれば、担保となった車はそのまま没収されてしまうのです。それは困るといっても、そういうルールになっているので仕方ありません。

ただ、最近は無担保で融資を行っているところも多く、担保の提供を求められるのは、たいていは信用に傷がある人です。

 

特に借り入れをしようという人物に問題がなければ、担保を差し出さなくても済むことがかなりあります。ということは、担保ありか無担保かは、信用力の問題ということになります。

 

担保には、物的担保といって、特定の財産を提供する場合もありますが、人的担保のように保証人を付けるケースもあります。無担保という場合には、この保証人も要らないということになります。

現在では、たいていの場合、無担保で借り入れができます。担保も保証人も不要を謳った商品がたくさんあるのです。

 

保証人の中には連帯保証人があります。

 

連帯保証人は普通の保証人以上に重い義務があるのです。したがって、連帯保証人を要求された場合は、債務者にとっても、かなりの無理を関係者にお願いすることになります。

 

それが、あとで苦しみのもとになることも考えられます。債権者としては、連帯保証人がいてくれたほうがお金を貸しやすいのですが、債務者にはリスクの大きい借り入れ方法となります。

 

無担保借入のいい点悪い点

いい点

 

担保も保証人も要らなければ、他人を煩わす必要がないので、借金をすることが外へ洩れる気遣いはありません。特に無担保ということなら、万一の時にも自分の財産の心配をしないでも済みます。債務者にとって、とてもありがたいシステムです。

 

また、現代では無担保の商品がたくさんあり、取り扱っている金融機関も多数に上ります。その中から、好きな商品を選べばいいわけです。もし無担保商品が少なければ、一部のサービスにのみ限定されてしまい、利用自体も思うようにいかないでしょうが、今の世の中はその心配はありません。

 

自由に気に入った無担保融資を選べることができるのです。借り入れ方法もさまざまな種類があります。

 

悪い点

 

金融機関側は、無担保という好条件を提示している代わりに金利を高くしています。有担保商品よりもその点は厳しく、大体18%くらいになっています。

 

出資法や貸金業法の改正がされる前は、29.2%という高い利息を取っていた業者もいますから、それよりはましといえるでしょう。でも、やはり高いことに変わりはないです。結局は、無担保だからある程度はやむを得ないと受け入れるしかないようです。

 

どんな無担保融資があるか

無担保融資を扱っているのは、消費者金融、銀行、クレジットカード会社などです。無担保ローンに特に積極的なのが消費者金融です。借り入れをする場合には、最も利用しやすくなっています。しかし、そのための審査に通らなくてはローンを組めません。

 

審査はどの程度厳しいのでしょうか。

 

私は消費者金融の審査を行った経験があるのですが、誰でも彼でも審査に通過させるわけではありません。審査に通過するのは、4割から5割の間です。半分以下ということになります。

 

もう少し多くの人が審査に通れると思っていた人もいるかもしれません。しかし、実際には無担保でお金を貸す以上、丁寧にその人物を見る必要があり、もし少しでも問題があれば審査には通過させないのです。

 

銀行系のカードローンの場合は、さらに審査通過率が悪くなります。消費者金融では受け入れてもらえても、銀行では断られるといったケースもよくあります。このように無担保融資の垣根は決して低くはないのです。

 

無担保借入が出来るローンと出来ないローン

クレジットカードを申し込む場合には、他社借入件数や借入額の欄にも正確な数字を入れなければいけません。他社借入件数と借入額とは、銀行、消費者金融、他社のクレジットカードなどの無担保ローン、キャッシングなどの利用状況です。

 

住宅ローンや自動車ローン、不動産担保ローンなどは記入する必要がありません。

 

他社借入件数の欄にいい加減な数字やでたらめを書いても、調べればわかるので意味がありません。意味がないどころか、信用がなくなります。無担保ローンについては詳しく理解しておく必要があるのです。

 

銀行のローン

どの銀行もさまざまな商品を用意していますが、ローンで最も利用率が高いのがカードローン住宅ローンです。このうち住宅ローンは、一般的に担保・保証人が必要なので、無担保ローンの中にはくくれません。

 

一方、カードローンのほうは普通無担保で貸し付けをしてくれます。担保も保証人も要らないのです。銀行系カードローンの良いところは、収入のない専業主婦でも利用できる点です。この場合は、配偶者の収入が問題になります。

 

一方、消費者金融では専業主婦を受け入れていません。

 

銀行のローンは利用しにくいという印象を持っている人もいますが、それも住宅ローンを組むのに厳しい審査があることが影響しているようです。しかし、無担保というメリットがあることから、銀行系のカードローンを利用している人はかなりの数になります。

 

それというのも、以前よりは利用しやすくなっているからです。住宅ローンを組むのは大変ですが、カードローンのほうはサービスも充実してきています。

 

消費者金融からのローン

無担保ローンなら、消費者金融を真っ先に挙げるべきかもしれません。確かに、消費者金融に駆け込む人はかなりいます。特に最近はネットだけで申し込み手続きが完了することが多く、女性の間でも人気が高まっています。

 

店舗でお金を借りるのはためらわれるという女性も少なくないので、ネット申し込みは便利な手段となっています。消費者金融のカードローンも担保・保証人が不要ですから、あとはその人物次第ということです。その人物や特徴を見て、貸付を行うかどうかの判断を消費者金融でします。

 

審査にはそれなりの厳しさもあります。

 

信用度が落ちるようなことはしないようにしなければいけません。ただ、まじめに働き、他のローンや支払いに延滞などがなければ、断られる率は低いでしょう。

 

他社借入件数や借入残高が多いと、マイナス要因になります。特に問題のない生活をしていれば、審査には通りやすくなりますが、その基準は消費者金融側の判断次第なので、油断はできません。

 

教育ローンは無担保融資?

奨学金は普通無担保ローンとしては扱われません。学資ローンは別です。奨学金は学生時代は返済する必要がなく、卒業して一人前になってから返していくことになります。奨学金の利率には2種類あります。

 

利率固定方式と利率見直し方式です。申し込み時に選択することになります。

 

普通奨学金を借りる場合には、保証人を付けることになっています。すなわち、人的担保です。だから、奨学金は無担保ローンには含まれません。けれども、学資ローンは無担保ローンになります。

 

自動車ローンや医療ローンは?

多くの目的別ローンが、無担保での貸付けを行っています。自動車ローン、医療ローン、リフォームローンなどがこの中に含まれます。

 

クレジットカードは無担保ローン?

クレジットカードのショッピング枠は無担保ローンではありませんが、キャッシング枠は無担保ローンに含まれます。リボ払いと分割払いも違います。

 

それから、不動産担保ローンは、名称が示す通り、不動産を担保として差し出すので無担保ローンではありません。最悪のケースでは、土地を取られてしまいます。担保に有価証券を提供することもあります。担保がある以上、無担保ローンではありません。

 

無担保ローンをまとめてみましょう。

 

カードローン、教育ローン、フリーローン、リフォームローン、自動車ローンは、物的担保も人的担保も必要ありません。

 

不利になる状況

 

他のローンが利用しにくくなる状況

 

他社借入件数や借入額が多いと、無担保ローンの審査に悪影響が出ます。

 

収入との兼ね合いもありますが、できるだけ他社借入件数を減らしておくほうがいいです。例を挙げてみましょう。

 

他社借入件数が4社で、借入残高が200万円とします。この人の場合、年収が1,000万円ほどありました。これなら、他社からあと50万円くらいなら余分に借り入れができるでしょう。カードローンだけの場合は、これで話が済むので困ることはありません。

 

ところが、住宅ローンも組みたいとなると状況が違ってきます。

 

他社借入件数が5社で、250万円も借金をしていたのでは、住宅ローンを組めないという事態も考えられます。だから、なるべく他社借入件数と借入残高はなくしておくのが理想です。

 

そんなにこだわらなくてもいいのではないかと思われるかもしれませんが、住宅ローンを組む場合には他社借入件数をできるだけ減らし、金融機関側の心証を良くしておく必要があるのです。

 

 

他社借入件数や借入残高を減らすことには、住宅ローン自体の返済を少しでもしやすくしておくという意味もあります。多額のお金を借りるのですから、ほかの債務はないほうがいいです。


 

金融機関側も、他社借入件数がある人には住宅ローンを提供したがらないという事情もあります。住宅ローンの返済だけでも大変なのに、ほかに借金があって大丈夫なのかと不審がられるのです。

 

何しろ住宅ローンは数千万円の額になります。他社借入件数が多く、借入残高が数百万円もあったのでは、金融機関側も不安にならざるを得ません。その不安を取り消してもらうためにも、住宅ローンの申込者側で可能なことはすべてやっておくのです。

 

だから、他社借入件数はできるだけ早くなくし、債務を完済した上で、住宅ローンの申し込みをするように努力しましょう。

 

ここに挙げた人の場合は、年収が1,000万円で借金が250万円ですから、返済にもそれほど困らないはずです。すぐは無理としても、少し時間をかければ何とかなるでしょう。だからこそ、なるべく早く方を付けるべきです。

 

最も避けたいのは、カードローンで借りたり返したりを何べんもやることです。

 

これでは、他社借入件数が増えたり減ったりの続きになります。そんな状況では、住宅ローンは組めません。住宅購入ははかない夢と化してしまいます。

 

何度でも言うようですが、住宅ローンのためにも他社の債務はすべて返しておきましょう。

 

一つ注意すべきことがあるので、付け加えておきます。他社の債務を申告しなかったらどうなるかということです。他社借入件数は金融機関が信用情報機関に照会すればすぐにわかるようになっています。

 

ローンやキャッシングの利用状況、返済状況などは簡単に把握できます。だから、隠すことなどできないのです。仮に虚偽申告をしたとすれば、金融機関の信頼は全く得られません。そうなれば、住宅ローンを組むことは不可能になります。

 

だから、嘘やごまかしは絶対にしないで、正直に他社借入件数を報告しましょう。

 

総量規制の対象となる無担保ローン

消費者金融には総量規制というルールが適用されます。したがって、年収の1/3超の貸付は行ってくれないのです。

 

銀行の場合は総量規制には縛られませんが、現実問題として、年収の1/3超借りるというのは生活への相当な重しになります。

 

返済のことを考えると、あまりに多額の借り入れをしたのでは先行きとても不安です。返済しきれなくなる恐れもあります。常識から言って、どこまで借金をすればいいのかはだいたい見当が付きます。

 

総量規制があってもなくても、限度というもは知っておかなければなりません。

 

ところが、この常識が働かず、むやみやたらと借金をしてしまうのは中毒のようなものです。そうならないためにも、年収の1/3までお金を借りたら、あとは返済のことだけに集中すべきです。せっかく総量規制というルールがあるのですから、上手に活用し、借りすぎを防ぎましょう。

 

まとめ

私は、ある大手消費者金融に在籍していたことから、無担保融資が存在することはわかっていましたが、特別意識して内容を検討することはありませんでした。

 

毎日習慣として取り扱っていたので、あまり気になることもなかったのです。

 

しかし、今回記事をまとめるにあたって、改めて考え直すことが随分ありました。それだけに、内容については十分に検証したものであることは保証します。少しでもみなさまのためになるように私自身が理解していることはできるだけ書いたつもりです。

 

そうはいっても、人によって事情は異なり、受け止め方もそれぞれ違ってくるでしょう。それはそれで構いません。一応の参考にしていただければ、私自身満足です。最後にいくつか内容をまとめてみましょう。

 

まず、金融機関から借り入れをする場合には、無担保融資と有担保融資の2種類があり、無担保の場合には返済ができなくなっても財産を奪われることがないのに対して、有担保の場合は担保として提供した財産を取られてしまいます。しかし、その分無担保融資は金利が高くなっています。

 

次に、無担保融資には、銀行や消費者金融のカードローン、クレジットカードのキャッシングなどがあります。無担保融資を利用するためには、審査に通過しなければなりません。これが意外に厳しいのです。

 

消費者金融でもかなりの人がふるいにかけられて落ちていきます。

 

半分以上の人は通過できません。銀行系のカードローンでは、さらに厳しくなっています。それでも、しっかりとした勤め先があり、他社のローンやキャッシングに返済の延滞などがなければ、審査通過の可能性は高くなります。

 

無担保融資にはどんな種類があるのかもおさらいしてみましょう。

 

銀行や消費者金融のカードローンやキャッシング、クレジットカードのキャッシング、自動車ローン、学資ローン、フリーローン、リフォームローン、医療ローンなどです。

 

不動産担保ローンは、不動産を担保として差し出すことから、無担保ローンには含まれません。万一返済が困難になったときには、担保の不動産を没収されてしまいます。

 

無担保ローンはだれにとっても使い勝手のいい商品ですが、利用がしにくくなる場合があります。それが、他社借入件数の問題です。

 

他社借入件数が多く、借入残高も多額ならば、無担保ローンの審査に通りにくくなります。しかし、年収が多ければ、この問題をクリアできる可能性もあります。ところが、住宅ローンも組むということなら、他社借入件数はにわかに重要になってきます。

 

他社借入件数が多いと、住宅ローン審査にマイナス要因となります。

 

住宅ローンでは多額のお金を借り入れることになるので、ほかに借金があると、金融機関側も二の足を踏んでしまうのです。そういう意味で、できるだけ無担保ローンの借金は返済しておくのが一番です。

 

それから、無担保ローンの中には、総量規制の対象となるものがあります。消費者金融の無担保ローンです。

総量規制が適用されると、年収の1/3超の借り入れができなくなります。銀行の場合は、総量規制の対象ではないのでいくらでも借りられますが、収入と返済のバランスを考えて、借りすぎないように注意しましょう。その辺は個人の判断力で対応ができると思われます。

 

 

 

ここまで無担保融資の特徴について復習してみましたが、無担保とはいえ、借金は借金です。責任を持って返済していかなくてはいけません。

 

無担保融資にはプラス面とマイナス面がありますが、私自身が消費者金融にいたころと、基本的な部分については大きく変更されていません。そういう意味では、利用を検討している人は安心して金融機関に申し込みができます。

 

奨学金は無担保融資の仲間に入っていそうなものですが、保証人を付けることになっていることから有担保融資に含まれます。

返済は社会人になってからです。でも、借金に変わりはないので、しっかりと返していきましょう。

 

以上いろいろと説明してきましたが、少しでも皆さんの参考になってくれれば幸いです。


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